23年に都内で発生した建設死亡災害事例
| 発生 年月日 |
管轄署 業 種 |
職 種 年 齢 経 験 |
事故の型 起因物 |
発生状況 |
| 1月8日 | 新宿 建築工事業 |
とび工 50歳代 26年 |
激突され エレベータ、リフト |
複数のエレベーターが同一のシャフト内に横に並んで設けられた形式のエレベーターで、エレベーター及びカウンターウェイトのガイドレールを保持する枠状の設備(ブラケット)の補修工事を行うため、被災者がブラケットに足場(トピック足場)を取り付けていたところ、隣のエレベーターが上昇し、そのカウンターウェイトが降下して被災者にぶつかった。 |
| 1月25日 | 向島 土木工事業 |
舗装工 50歳代 15年 |
墜落、転落 作業床、歩み板 |
道路工事現場において、トラックからドラグショベルを降ろす作業を行なっていた。トラックの荷台後方に2枚の道板をかけ、被災者がドラグショベルを運転して道板の上を走行していたところ、片側の道板が荷台から外れ、被災者はドラグショベルと共に転落した。 |
| 2月10日 | 新宿 建築工事業 |
電工 40歳代 22年 |
墜落、転落 乗用車、バス、バイク |
被災者は、電気工事作業の後片付け作業中、ワンボックスカーの屋根に取り付けてあるキャリアに防護管を積み込むため、キャリアの上に乗って防護管を固定しようとした際、バランスを崩して道路に墜落した。 |
| 3月8日 | 江戸川 土木工事業 |
管理者 20歳代 1年 |
有害物等との接触 有害物 |
被災者は、夜間道路工事の現場監督補助業務を行なっており、前夜9時ころから現場付近の路上に会社の車を止めて、発電機を車内に持ち込んで電源とし、車内でパソコンを用いて書類を作成していた。翌朝、車内で心肺停止状態となっている被災者を、上司が発見した。助手席の窓のみが10cmくらい開いていた。一酸化炭素中毒と推定される。 |
| 4月7日 | 青梅 建築工事業 |
内装工 20歳代 6ヶ月 |
交通事故(道路) トラック |
大阪府内の事業場から3名でトラックに同乗し、被災者が運転して、東京都内の現場へ向かう途中、高速道路のカーブで中央分離帯に激突し、さらにその弾みで反対側のコンクリート壁に激突し、脳挫傷により死亡した。 |
| 4月26日 | 大田 土木工事業 |
左官 50歳代 25年 |
有害物等との接触 有害物 |
高速道路の高架の橋脚の内外における腐食補修作業において、被災者は橋脚外面の補修終了後、単独でその橋脚のつり足場の清掃作業を行なっていた。当日の作業終了時に、集合場所に被災者が見当たらないため探したところ、その橋脚の内部で被災者が倒れていた。橋脚内部で一酸化炭素が検出されたので、一酸化炭素中毒と推定される。 |
| 5月1日 | 亀戸 その他の建設業 |
技術者 50歳代 38年 |
はさまれ、巻き込まれ その他の一般動力機械 |
機械装置の増設工事において、引渡し前の試運転を行ったところ、鋼材をチェーンコンベヤーに送り出す装置(プッシャー)のエアシリンダーの作動に問題があったため、調査・点検を行なっていた。作業責任者が安全確認を行なった上でエアシリンダーの動作確認を行っていたところ、一時的に作業場所を離れていた被災者が、作業場所に戻った際にエアシリンダーに近づき、作動させたエアシリンダーとコンベヤーとの間に身体を挟まれた。 |
| 5月4日 | 亀戸 その他の建設業 |
その他の職種 50歳代 30年 |
墜落、転落 その他の動力クレーン等 |
被災者は、外国で施工されている自動運搬システムの設置工事に出張し、ケージ(昇降装置の付いた運搬装置の搬器)に乗って上昇させ、点検・調整を行なっていた。5m程度上昇した所でケージの前側の巻上用ワイヤロープが巻上機のドラムから外れて、ケージが前側に傾き、被災者はケージから墜落した。 |
| 5月17日 | 上野 建築工事業 |
その他の作業者 40歳代 4年 |
はさまれ、巻き込まれ 基礎工事用機械 |
鉄骨・鉄筋コンクリート造家屋新築工事において、くい打機のバケットを砂礫層掘削用バケットに交換するため、くい打機のオペレーターが、くい打機の上部旋回体を旋回させてよいか被災者に確認した上で旋回させたところ、被災者に確認した上で旋回させたところ、被災者が杭穴への墜落防止用の手すりとくい打機のカウンターウエイトとの間にはさまれた。被災者は、杭穴のベントナイト液の水位状況等を確認していた。 |
| 5月31日 | 八王子 建築工事業 |
とび工 30歳代 10ヶ月 |
墜落、転落 足場 |
幅610mmのわく組足場の解体作業において、被災者は、足場の最上層で、解体した鳥居わく2つを背負うように持ち、その層の鳥居わくが取り外された部分を歩いて運搬していたところ、地面まで37.5m墜落した。 |
| 7月11日 | 大田 建築工事業 |
とび工 40歳代 23年 |
墜落、転落 屋根、はり、もや、けた、合掌 |
鉄骨・鉄筋コンクリート造の家屋建築工事において、被災者は、既存建物を解体するための足場設置に使用する部材を、既存建物の屋根の上で運搬していたところ、屋根の天窓を踏み抜き、約11m墜落した。 |
| 7月12日 | 町田(支) 土木工事業 |
作業者・技能者 70歳代 6年 |
はさまれ、巻き込まれ 掘削用機械 |
河川改修工事現場において、作業開始前で駐車してあったドラグショベルの後方で、被災者が作業で使う木枠を作成していたところ、作業場所へ移動しようとしてバックしてきたドラグショベルにひかれた。 |
| 7月29日 | 大田 建築工事業 |
れんが積工、タイル張工 60歳代 28年 |
墜落、転落 階段、さん橋 |
3階建て木造家屋の新築工事において、被災者は、3階外壁に防水シートを張るため、防水シートを持って2階ベランダから外部足場(一側足場、床幅24cm)に渡り移動していたところ、足場の外側に設けられた昇降用はしごの付近で墜落した。はしごへ移動しようとしたとき又ははしごを上っていたときに、足を踏み外したと推定される。 |
| 8月4日 | 青梅 土木工事業 |
土木 50歳代 10年 |
その他 その他の環境等 |
橋梁の建設工事現場において、被災者は、測量の前段階である草刈り作業を行なっていたところ、蜂に刺され、近くにある休憩場所まで歩いて行き休んでいたが、意識不明となり病院に搬送されたが死亡した。蜂刺されによるアナフィラキシーショックと推定される。 |
| 8月16日 | 向島 その他の建設業 |
軽作業者 40歳代 5年 |
墜落、転落 はしご等 |
マンション1階にある飲食店の看板取替工事において、被災者は、路上から立てかけたはしご上の高さ約3mのところで作業していたところ、路上に墜落した。 |
| 8月24日 | 渋谷 土木工事業 |
とび工 30歳代 15年 |
崩壊、倒壊 建築物、構造物 |
駅に地上から地下階へのエスカレーターを設置するため、階段の側壁を7つに切断したコンクリート塊を、移動式クレーンを使用して搬出する作業を行なっていた。被災者は、コンクリート塊の一つを玉掛けし、隣のコンクリート塊(約3.8t)の横に退避していたが、移動式クレーンでつり上げようとしたときに隣のコンクリート塊が倒れ、被災者が下敷きになった。 |
| 9月1日 | 中央 その他の建設業 |
とび工 50歳代 25年 |
墜落、転落 ゴンドラ |
鉄骨造ビルの新築工事に伴う機械式立体駐車場の設置工事において、被災者ほか1名が立体駐車場の昇降路内に設置されたゴンドラに搭乗して昇降路の柱を組立てていたところ、高さ約12mのところからゴンドラが落下し、被災者ほか1名もゴンドラと共に墜落した。 |
| 9月8日 | 品川 土木工事業 |
管理者 30歳代 11年 |
激突され その他の建設用機械 |
道路トンネルの換気所建設工事において、地上からコンクリートポンプ車を使用してコンクリート打設を行なっていたところ、ポンプ車からの配管にコンクリートが詰まって閉塞した。その処理をしていたところ、閉塞していたコンクリートが配管先のフレキシブルホースから残圧により噴出し、ホースが振れて被災者の顔面に激突した。 |
| 9月12日 | 三田 その他の建設業 |
電工 20歳代 3年 |
感電 電力設備 |
建築物の新築工事において、被災者は、テナント用バックヤードで、はしごを使用して非常用照明器具の設置作業を行なっていたが、天井配管に取り付けた安全帯によりぶら下がった状態で発見された。何らかの原因で感電したものと推定される。 |
| 9月15日 | 中央 建築工事業 |
設備機械工 40歳代 19年 |
はさまれ、巻き込まれ クレーン |
ビルの新築工事において、被災者は、作業中のタワークレーン(クライミング式ジブクレーン)の上の巻上ドラムと起伏ドラムとの間で、クレーンの旋回状況等を現場事務所でモニタリングするための無線LAN機器の配線作業を行なっていたところ、腰から垂れた状態だった安全帯のロープが回転した起伏ドラムのワイヤロープ取付部に引っ掛かり、起伏ドラムとクレーン床面との間に身体を巻き込まれた。 |
| 10月1日 | 中央 その他の建設業 |
土工 60歳代 28年 |
激突され 掘削用機械 |
資材仮置場において、大型トラックの荷台から砂利の入った屯袋(フレキシブルコンテナバッグ、約1t)をバックホウ(ドラグショベル)でつり上げて降ろす作業を行なっていたころ、荷台で作業していた被災者が、荷台に積まれた屯袋とバックホウでつり上げた屯袋とに挟まれた。 |
| 10月18日 | 足立 建設工事業 |
作業者・技能者 60歳代 7年 |
墜落、転落 足場 |
民家の改修工事現場において、被災者は、単管抱き足場の2段目(高さ約4.5m)から地上に降りようとしてその途中に墜落した。 |
| 11月2日 | 中央 その他の建設業 |
その他の職種 40歳代 19年 |
はさまれ、巻き込まれ | 被災者がエレベーターの定期点検作業を1名で行なっていたところ、エレベーターの昇降中に、着用していた安全帯のロープがエレベーター昇降路内部の扉側の部材に引っ掛かり、腹部を圧迫された。 |
| 11月12日 | 新宿 建築工事業 |
大工 60歳代 50年 |
墜落、転落 足場 |
木造2階建て共同住宅の補修工事において、被災者は、2階共用通路に組んだ脚立足場(高さ1.2m)から降りようとして共用通路の手すり(高さ0.8m)の上に足をかけたところ、足を滑らせて共用通路の外側の1階通路の屋根部分(共用通路の手すりから約1.1m下)に転落し、さらに同屋根の端から地面まで約2.7m墜落した。 |
| 12月3日 | 三鷹 建築工事業 |
作業者・技能者 60歳代 26年 |
墜落、転落 作業床、歩み板 |
ビルの新築工事において、被災者は、地上から高さ5m17cmのひさしの上の作業場所(幅1m65cm)で、仮置きした足場材の荷降ろし作業を行なっていたところ、地上へ墜落した。 |
| 12月7日 | 亀戸 土木工事業 |
軌道工 60歳代 20年 |
崩壊、倒壊 人力クレーン等 |
地下鉄の軌道の分岐器(複数の軌道を切り替える部分。レールと枕木とが一体となっている。)設置工事において、仮設レールを敷いて分岐器を運び、4台の吊上器(人力ウインチ)で分岐器を持ち上げた状態で、仮設レール等の撤去を行なっていたところ、吊上器が倒れ、被災者は倒れてきたレール及び枕木と壁との間に挟まれた。その他、壁側にいた労働者のうち2名が同様に挟まれ、分岐器の上にいた労働者1名が転倒して負傷した。 |
22年に都内で発生した建設死亡災害事例(確定)
平成22年東京都内建設工事死亡災害事例 |
21年に都内で発生した建設死亡災害事例(確定)
平成21年東京都内建設工事死亡災害事例 |
20年に都内で発生した建設死亡災害事例(確定)
平成20年東京都内建設工事死亡災害事例 |
19年に都内で発生した建設死亡災害事例(確定)
平成19年東京都内建設工事死亡災害事例 |
18年に都内で発生した建設死亡災害事例(確定)
平成18年東京都内建設工事死亡災害事例 |
上記の統計・事例以外は東京労働局HPをご参照ください。